タイには4月13日〜15日まで、ソンクラーンという水掛祭りがある！ 元々は旧正月を意味しており、お年寄りへの感謝の気持ちを込めて水掛けや仏像に水をかけることから派生して、いつの間にか若者達の間で水掛祭りになったのだとか！
国を挙げてのイベントは日本にもあるが、国民全体で「楽しむ」というスタンスや思想を元にしたものはあまり日本では見られない。 面白い物はどんどん取り入れるという、タイのスタイルが可能にしているのだろう。 昨日も町のど真ん中に、面白そうなアトラクション施設が出来上がっていた。
めちゃくちゃ楽しい
子供から大人まで楽しめるソンクラーンはタイの全国で行われているが、地方によりその形は全く異なる。 僕はチェンライ、バンコク、チェンブリーの3カ所でソンクラーんを楽しんだ！
ソンクラーンのスタイルはトラックの荷台に乗って水をかけるというスタンスが一般的だが、日本では法律上完全にアウトである。
チェンライのソンクラーン
チェンライのソンクラーンには二日間参加をした。 1日目は、路肩からウォーターガンでかけるスタイル、二日目は車の荷台にのり、掛け合うスタイルである。
チェンライのスタイルでは基本的にお昼前後から夕方にかけて一番盛り上がる！ 夜は比較的に落ち着いており、水をかける人はほとんどいなくなる。
外国人のおっちゃんも本気！ 大きい水鉄砲５００バーツ！（1500円）
僕的にはいたずらが好きなので、路肩から水をかけるスタイルが非常に楽しめたのだ。（もちろん開けましておめでとうという意味も込めるので、感謝の心は忘れずに）
基本的に濡れたくない人は、こちらに何かしらのサインをするのだが、そういう人を見ると無性にかけたくなるのだ！ 公共のバスや電車、もちろんバイクに乗っている人に対して不意をついてかけるのがめちゃくちゃ楽しい！ 公共のバスなのでかけられないだろうと思って余裕をこいている人に対して、バケツ一杯の水をかける！ 窓を開けてバスに乗っていたおっちゃんにかけたけど、少し切れてた。
下の写真は、車の荷台に乗ってかけた様子！（前記事の村の女子高生たちと）
バンコクのソンクラーン
バンコクのソンクラーンは都心部ということもあり異なっている。 基本昼間は車やバイクではなく、歩行者同士が掛け合っているのだ（カオサンロード等を中心に見たので、そこだけかもしれないが） 欧米人がごっついウォーターガンを持って掛け合っているのだ！
僕もやられたらやり返すスタイルで、ウォーターガンを購入！
中型サイズ（259バーツなり）
バンコクのソンクラーンは夜が盛り上がる！
バンコクのソンクラーンは夜が非常に盛り上がるのだ！ クラブや野外イベントがあり、音楽と水とお酒で、カオスな状態が作り上げられるのだ。
僕はラマ９世通り近くのイベント会場に足を運んだ。
ウォーターガンにお酒をいれて掛け合い、タイの有名アーティストが来てイベントは最高潮に達する。 もちろんお酒でつぶれる人もちらほらいる。 足下は川のような状態で、日によっては一緒に嘔吐物も流れてくるという・・・タイの若者のパワーにはかなり驚かされる。
チェンブリー
チェンブリーのソンクラーンは日程が少しずれており、１６日〜１７日に行われるのである。 昼間は大通りで水の掛け合いが行われ、夜はイベント会場で楽しむスタイルである！ こちらも昼間からカオスな状態である。 僕は夜のイベント会場に参加したのだが、水ではなく泡が降り注ぐ会場でまるで泡パーティーである。 ここの会場でも有名？なアーティストが歌い、踊り楽しむスタイルとなる。
この泡がマジで危ない！ 基本泡が吹き出る装置の近くは２m近くの高さまでくるので、溺れる人が出てくるのだ。 かつこの泡が、酸性かアルカリ性のどちらかに偏っており、次の日は体がぴりぴりするのだ！
ソンクラーンというお祭り自体はタイで行われているが、地方によりそのスタイルは全く異なるので、自分が好きなスタイルのソンクラーンに参加するのもよし、僕のように違いを楽しむスタイルで各地方のソンクラーンに参加するのもいい。
本当に楽しいイベントなので来年も是非参加したいと思う。
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