ドミトリーに泊まっているときに、6人ぐらいで会話をしていたのだが、ポルトガルの男性が日本に対してとんでもないイメージを持っていた。
東京の男性は、女性の履いたパンツを買ってにおいを嗅いでいる。(何の情報や!)また寝る前はお金を払って女性に電話をしてから寝るというものであった。 「NO!!! NO!!!」とはっきり言ったが、しっかりと、「それはほんの一握りの人しかしていない」と英語で伝えられなかったのが非常に残念である。
なぜこのような情報が出回っているのか・・・
この旅ですごく感じたことであるが、僕も異国に対して全く違ったイメージを持っていたことに気が付かされることが何度かあった。
あくまで一例であるが、中国人とコミュニケーションを取ったときに、日本に対して敵対心を少なからず持っていると考えていたのだが、話してみると「日本が非常に好きだ」ということであった。
そもそもなぜ中国人が日本に対して敵対心を持っていると思っていたのか・・・
元を辿るとすべてはメディアの情報である。
以前の日記にも書いたが、メディアの情報は表面的な部分が大きい。
100人中1人の人間が起こした出来事も、まるで全員が起こしたかのように報道をすればそれが、その国に対してのイメージになる。
国内にいる人の海外の情報源はネットやテレビ等のメディアであり、それが全てである。 他の情報を知る術は現地に行く、もしくは現地人に話しを聞くしかないが簡単ではない。
恐らくポルトガル人の男性も、テレビかネットで「日本の文化」的なタイトルで放送されたものをみて、東京の男性のほとんどがそのような行動をしていると思っていたのであろう。
視聴率を取る為に、一部のあり得ない文化や考え方を放送をするのはいいが、視聴者(受け手)側が情報に思考を通して、判断やイメージをしないと簡単にメディアに情報操作をされてしまうと、感じた出来事であった。
んーいつかポルトガル人男性の誤解を解かなければ!
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