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留学で、特に相部屋ということもあれば自分自身で居心地のよい環境を作ることも大切である。
毎週、新しい留学生が入ってくるのだが、2週目が終了した時点で21歳の休学をしている大学生が入ってきたのだ。 4人相部屋であり、もともと一緒の部屋にいた大学生は、非常にモチベーションが高く、お互いに刺激しあってよい関係を作れていたが、この子は違ったのだ。
入寮次の日から、勉強をする気配もなく、wifiを持ち込んで動画やゲームをしている様子なのである。 かつだらしない・・・・・それまでは共有スペースに自分の荷物を置いている人はいなかったが、次の日にはその人の荷物が散乱しているのだ・・・・
早速注意をする「すこし片付けようか、共同スペースだし気持ち良くいこう!」
個々の目標があり、勉強をせず遊びに行くことや、観光、をすることに対して僕はまったく問題ないことだと考えているが、周りのモチベーションを下げる発言や環境を乱すことは、絶対に行ってはいけないことだと考えている。
例えば、毎日3食(土日も)ご飯が提供されているのだが、食堂で食べている最中に「まずい」という発言や「日本に帰りたい!!」という発言は、このような集団行動をする場ではふさわしくないと考えている。 これが飲みの席で2〜3人の環境であれば大いに話を聞くが、もう少し集団で動いていることを意識して自分の発言が周りにどのような影響を与えるかを俯瞰して考えるべきである。
ましてや周囲は勉強を頑張っている学生が中心であり社会人経験があるのであればなおさら考えるべきである。
モチベーションの高い学生さんや、ましてや毎日、食事を作ってくれているスタッフにも非常に失礼である。 まだまだ経済成長真っ只中のフィリピンで、食事が毎日3食提供され不自由なく生活できていることにもっと感謝をすべき!
僕は毎日すれ違うスタッフに「Thank you」と伝えるようにしている。
その留学もったいないよ!
話を戻すと
サウスピークは非常に厳しい学校で、音読を1日5時間行っていなかったり、カリキュラム通りに学習を行っていないと、強制的に日本に帰らされるのである。 もともとそのような環境を求めて留学をしているので願ったりかなったりではあるが。
かつ、勉強していない人を申告して強制的に日本に帰国させることもできるのである。
その学生との生活が約1週間が経ち、生活スタイルや周りを気にしない行動で自身の勉強に少なからず影響を及ぼしてきたので、スタッフに言う前に最終忠告をすることに。
夜に学生を呼び出す。
「少し話そうか!! どう1週間が経過したけど!・・・ 勉強の調子とか!・・・」
学「いやーあんまりできてないですね」
「ぶっちゃけそうだよね! んでこれから話をするのは○○君がむかつくとか、嫌いというわけではなくて、単位が取れなくて、休学をしてフィリピンまで来たのに、日本と同じようなだらけた生活をしている姿をみてもったいないと思ってしまってね・・・」
ここから20分ほど、少し厳しめに話をつづけたのである。
・・・・・久しぶりに新卒を叱った感じであった。・・・・・・
学「自分も変わりたいと思って」と泣いて想いを話してくれた。
話した後は「ありがとうございます」と言い、すっきりとした表情を見せてくれた。
勉強をしろ、生活習慣を改善しろという話を一切してはいないが、話をしてから1週間が経過し、その学生は頑張っている様子である。
少なからず、自分に自信がなく、元々勉強をする習慣がない等の言い訳をしていた姿は無くなりつつある・・・・
毎日、お菓子を食べて寝るだけの生活を海外でしていても「海外留学をしていました」ということは言えるが、同じ1ヶ月を過ごすのであれば自信を持って帰国できる結果を残せる留学にすべきである。(その学生は1ヶ月だけ留学とのこと)
海外に来てまで何かをするということは何かしらの思いや、決断があってのこと。
自分が学生の頃であれば、ダラけていたかもしれないが、30歳を迎える今、時間を無駄にしてほしくないという思いから学生と話をしたが、少しは伝わったようでよかった。
人を変えることはできないが、変えるきっかけを与えることはできる。
留学には様々なスタイルがある。 友人を増やすことや、観光を中心に考えている人。 以前の日記で書いたが「その人にとって意味のある留学」が大事である!!
ガチで勉強しかしていないので、また日記が滞るかもしれませんが宜しくお願いします。
ストイックさでは学校で1位・2位を争うぐらいと自負をしている。 周りの人にも「勉強しかしてないですよね」とか話をかけられるぐらいやっているのだ。
逆に、同期からの飲みや、遊びの誘いをほぼ全て断ってしまっているので申し訳ないが・・・・・・
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2016.07.30 06:39