スロベニアのリュブリャナからクロアチアのザグルブへは比較的簡単に移動が出来る。 国際バスが1日に何本も出ているので予約をせず当日券がとれる。(オンシーズンの時はわからないが)
リュブリャナ駅の近くにチケット売り場があるので行き先を伝えるとチケットを買うことが出来る。
12€(約1400円)
バスのチケットを買うと、ホットドッグが安く購入できる券が付いてくるという謎の特典付きである笑
もちろん買わない訳は無いのである。
フランスパンにマヨネーズとケチャップをかけてウインナーを挟んだ非常にシンプルなホットドッグ。 味は至って普通。
国境を越える
クロアチアはEUに加盟しているが、国境を越えるにはパスポートコントロールが必要なのである。 移動自体は3時間で済むが注意である。
調べてみるとシェンゲン協定に加盟していないことが原因のようである。
シェンゲン協定とは
調べると簡単に出てくるが、国境検査無しで国境を越えることが出来る協定である。 クロアチアはこれに加盟をしていないので、審査が必要なのである。
いろいろ調べてみると、現在このシェンゲン協定が揺らぎつつあるとのことなのだ。
原因は移民。
シリアやイラク、アフガニスタン(イスラム国)のテロ等から逃れる為に移民を数万人規模でドイツ(10万人近い)やハンガリー、イタリア等で受け入れているが、これ以上の難民を受け入れられない状況となっており、国境付近では審査が厳しくなっているとのこと。
移民自体はまだ多く残っており、今後のEUの大きな課題である。
シェンゲン協定自体は、例外により期間をしぼって国境検査を再開できる協定であり、記憶に新しいフランスのテロ直後は国境審査は再開されたらしいのだ。
もしヨーロッパを回る計画をしている人は、事前に国の情勢や国境の状況、周辺国の状況をインプットしておくと良いかもしれない。
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